(教室変更されました ご注意ください)
日時:2016年8月3日(水)17時~19時
場所:同志社大学志高館 SK111 (こちらが変更後の教室です)
主催:科研挑戦的萌芽研究「親密圏における個の再発見と保護法理の抜本的見直しー家族法における家族解体の試み-」(高田代表)
共催:FGSSセンター
参加費無料・予約不要(関心のある方は、どなたでもご参加ください)
内容:
 研究会趣旨 高田恭子(大阪工業大学) 家族法における「家族規範」からの課題提示
 報告 岡野八代 (同志社大学) 「家族規範」の批判的再考
 コメント:清末愛砂(室蘭工業大学)
討議(質疑):
概要案:
法的に家族を規定する基本法である民法に,実際には「家族モデル」は存在しない。また,「家族規範」があるわけでもない。それにも関わらず,社会保障をはじめとする様々な制度は、一定の「家族」を提示し,その運用により社会の中に「家族規範」を構築することによって「家族」なるものを実体化させてきた。こうして実体化された「家族」は,それに該当しない人々を社会的に排除し,差別的取扱いをし,一定の個人(とりわけ女性)に子どもの養育や介護などの責任を過度に負わせる結果を生じさせてきた。本公開研究会では,フェミニズム理論を通してこの「家族規範」を批判的に再考しながら,社会の中の家族像や,政治で語られる「家族」の問題について考えてみたい。
「なぜ家族は必要か―「家族規範」の批判的再考」ポスター案2