福島スタディ・ツアー報告会--3.11後の福島とジェンダー
【日時】
2018年4月22日14時~
【場所】
同志社大学志高館
【主催者】
同志社大学F.G.S.S
【共催】
京都精華大学、日本マンガ学会ジェンダー・セクシュアリティ部会
【内容】
2018年3月に、ジェンダーとセクシュアリティの視点から福島県の復興の現状と当時の状況を知るツアーを開催した。被災地視察のほか、多様な人々からの話を聞いて学んだ復興の歩みを報告し、震災・原発事故の風化防止と、震災を見つめることの意味を共有する。
14:00 – 14: 35
報告1 堀あきこ(日本マンガ学会GS部会代表・大学非常勤講師)
「ツアー概要」と「災害と女性支援」
ツアーの目的やコース、どのような方に話を伺ったのかなど概要を報告した後、避難所となった男女共生センターのスタッフのお話と資料から、女性支援の当時の状況と現状について報告する。
14:35- 14:50 質疑応答
14:50 – 15: 25
報告2 木川田朱美(京都精華大学特任講師)
「福島における教育の場と女性」
福島における教育の場の確保がどのように行われてきたかについて、南相馬市の私塾ならびに福島市の短期大学での事例を報告する。特に教育に携わる・教育を受ける女性たちがどう震災を受け止め、行動したのかについて、報告者の当該短期大学での勤務を通した経験等も含め報告する。
15:25- 15:40 質疑応答
15:40- 16: 50 休憩
16:50 – 16:25
報告3 前川直哉(ふくしま学びのネットワーク事務局長・福島大学特任准教授)
「福島の現状と性的マイノリティをめぐって」
兵庫県から四年前に福島市に移住し、県内の中高生を対象とした学習支援活動を行ってきた者の視点から福島の現状について報告する。また当地における性的マイノリティのエンパワメント活動についても報告する。
16:25 – 16:40 質疑応答
16:40 – 17:00 全体討論