本企画は、新型コロナウィルス感染状況を鑑み、すべてオンラインになりました。同志社大学関係者のみなさま、ご理解ください。
2001年9月11日、合衆国を襲った同時多発テロ事件は、21世紀の世界地図・世界政治を大きく塗りかえることになりました。世界は、「正義」、「戦争」、「宗教」、「植民地主義」、「ジェンダー」といった、わたしたちの社会や政治を織りなすさまざまな概念や事象について、再考を迫られました。とはいえ、対テロ戦争という新しい形の、(無法な)超大国の攻撃がもたらした混乱について、わたしたちはそこで提起されてきた諸問題をやり過ごしてきたのではないでしょうか。
本セミナーでは、9.11事件以来、中東諸国と欧米諸国の対立をいかに講和へと導いていくかを論じてきた内藤先生と、9.11事件をきっかけに、合衆国の外交、とりわけ武力による他国への介入を、非暴力の平和外交へと転換させる契機について研究されてきた三牧先生をお招きし、お二人の視点から、この20年を振り返りつつ、現在の世界がどのように見えているのかについて論じていただきます。
日時 2022年1月26日(水曜)18:00~ 19:30
講師 内藤正典氏(GS研究科教授)・三牧聖子氏(高崎経済大学経済学部准教授)
司会 岡野八代氏(GS研究科教授)
*参加費無料・要申し込み
同志社大学学生・教職員対象
学外者にはオンラインで公開します。
参加をご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
・申込みフォーム:https://forms.gle/QQnsKD9KrTd7i7Dm6
・申込み期限: 1月25日(火)17:00
※新型コロナウイルス感染症の蔓延状況等により、急遽全面オンライン開催へと変更となる可能性がございます。悪しからずご了承ください。