このたび、下記のような国際シンポジウムを開催することとなりました。基調講演者のCatherine Ceniza Choy氏は、アジア系アメリカ人史・フィリピン系アメリカ人史・女性移民史の分野で多数のご著書を発表されており、The Empire of Care (2003) やGlobal Families(2013)などの著書のほか、新著のAsian American Histories of the United States (Beacon, 2022)は日本語版の刊行も予定されています。また、フランスの国立科学研究センターおよびパリ政治学院のHélène Le Bail先生は、ヨーロッパとアジアの移住女性労働者の比較研究を行ってきました。二人を基調講演者として、コロナ禍以降のアジア系の人びとに対する暴力について、その歴史的背景から現状までを地域・専門分野を横断しながら議論したいと思います。お忙しいところと思いますが、ぜひご出席いただけますよう、よろしくお願いいたします。詳細は下記をご参照ください。

グローバル地中海地域研究・国際シンポジウム
「現代アメリカとヨーロッパにおけるアジア系移民と暴力」

日時: 2024年2月24日(土曜日)14:00-17:00
会場:同志社大学烏丸キャンパス志高館SK110教室

基調講演
Catherine Ceniza Choy (University of California Berkeley)
“Anti-Asian Violence in the U.S. Today: Asian American Histories of the Present”

Hélène Le Bail (CNRS, Sciences Po Paris)
“Violence Targeting Asians in France: Constructing Anti-Asian Racism as a Public Issue Through Legal Action”

ディスカッサント:李里花 (中央大学)

司会:南川文里(同志社大学)

使用言語:英語(通訳なし)

主催:グローバル地中海地域研究プロジェクト 同志社大学拠点

連絡先:南川文里 (fminamik@mail.doshisha.ac.jp)

※終了後に寒梅館1階レストランHamac de Paradisにてレセプションを行います。あわせてぜひご参加下さい。

以下もご参照下さい。

https://miccskyoto.jp/programs/559