場所:同志社大学志高館 SK289
「男女雇用機会均等法における「平等」の枠組みを問い直す――大阪の女性労働運動に着目して」
WISH:荒木菜穂・関めぐみ・堀あきこ
男女平等社会を実現するうえで、法律はその推進力となるが、WISHが今回着目するのは男女雇用機会均等法である。均等法成立にあたっては女性労働運動の現場から多くの反対の声があがった。本報告ではその中でも、母性保護をめぐる議論、特に生理休暇に焦点を絞り、資料分析およびインタビュー調査から、関西の女性労働運動では女性の保護と平等に関する先駆的な議論が行われていたことを示し、その問題点の整理から、今後の課題と展望を考察する。