同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(F.G.S.S.)
公開セミナー「親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語」刊行記念:音楽がつむぐ歴史の可能性
吉原真里先生の『親愛なるレニー: レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』は、世界的な音楽の巨匠バーンスタインと、ふたりの日本人との交流の記録をもとに執筆されました。1人は40年以上にわたってバーンスタインにファンレターを送った天野和子(カズコ)。もう1人は、バーンスタインと激しい恋に落ち、その夢の実現に尽力した橋本邦彦(クニ)。本書は、彼らの交流から、芸術と愛に生きた巨匠バーンスタインの実像、冷戦期アメリカの文化戦略、高度成長期日本に花開いた音楽文化を生き生きと描き出していきます。それは、日記や手紙、回想録など、一人称で綴られた史料(エゴ・ドキュメント)に基づく歴史叙述の新たな可能性も切り開くものでもあります。
本座談会には、吉原先生(オンライン参加)と、書評者として、亡命作曲家クルト・ヴァイルの研究で知られ、昨今は精力的に「越境的・対話的音楽文化史」の分野を開拓している大田美佐子先生(神戸大学)をお招きします。GS研究科で米国音楽史を研究している吉村典子さんにも書評者として加わっていただき、音楽史に詳しい人もこれから知りたい人も自由に参加し、音楽からみえる世界と歴史について楽しく議論できる会にしたいと思います。ぜひご参加ください。
日時:1月26日(木)15時〜17時
形式:対面・オンラインのハイブリッド
場所:同志社大学今出川キャンパス 良心館RY地下1教室(地下 今出川駅1番出口直通)
アクセス:https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html
講師 吉原真里(ハワイ大学)、書評者 大田美佐子(神戸大学)
司会 三牧聖子(同志社大学、FGSSメンバー)
参加費無料・要申込
申込フォーム:https://forms.gle/wSdGZma8s7Fe4xVU8
*対面/オンラインともに1月24日(火)までにお申し込みください。
問い合わせEmail: rc-fgss@mail.doshisha.ac.jp
主催 同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(F.G.S.S.)
共催 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科