日時 11月16日(土曜):午後3時~5時
報告 1: Maurice Hamington(Portland State U. GS研究科客員教員), “Jane Adams on Peace as Social Progress”
報告 2: 小野寺研太(日本女子大学), “The Relationship between Care and Democracy in the Thought of Jane Addams: Analyzing Democracy and Social Ethics through the Lens of the Feminist Ethic of Care“
コメンテータ:秋林こずえ(FGSS)
司会: 岡野八代(FGSS)
使用言語 英語(通訳なし)
場所 同志社大学今出川キャンパス 良心館4階 RY409教室 (対面のみ)
予約 不要
趣旨 コロナ・パンデミックは世界の戦争へと引き継がれたかのように、21世紀の世界では今なお最も脆弱な立場に置かれたひとたちの命が危機にさらされ続けています。
報告者のおひとり、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科客員教員のモーリス・ハミントン先生は、国際的なケアの倫理研究をけん引する哲学者のおひとりであると同時に、第一次世界大戦期に国際的な平和活動家・思想家として活躍した、婦人国際平和自由連盟(WILPF) の創設者であるジェーン・アダムズの思想をフェミニスト倫理の文脈で読解されてきた、アダムズ研究の第一人者です。お二人目の報告者として、同じくジェーン・アダムズの思想を政治思想史の文脈で研究されてきた小野寺研太先生をお招きし、アダムズの思想から現在のわたしたちが何を学べるのか、また、21世紀の紛争下のなかでアダムズを再読する意義について論じていただきます。
両氏のご報告に対して、WILPF元国際会長であり、フェミニズム平和学が専門の秋林こずえ先生からコメントしていただきます。
主催:同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究所(F.G.S.S)センター
共催:科学研究費基盤研究(B) 「フェミニズム理論による新たな国家論の構築――ケア概念と安全保障概念の再構想から」23K28343(岡野代表)
同志社大学アメリカ研究所(第34回コロキアム)
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科