2016年9月10日(土)17時開場、17時30分映画S/N上映、19時20分パフォーマンス、19時40分トーク(20時40分終了)
11日(日)13時開場、13時30分映画S/N上映、15時30分トーク(17時終了)、17時30分オープン・ディスカッション(於中華料理蓉々)
場所:同志社大学寒梅館地下一階 クローバーホール
主催:FGSSセンター、S/N×ガールズ・アクティビズム実行委員会
資料代500円、オープン・ディスカッションのみ要予約
内容:
S/N ×ガールズ・アクティビズム」は、ダムタイプのパフォーマンス《S/N》(1994年初演)をフェミニズムや女性という観点から捉え直す試みです。
古橋悌二さんが亡くなってから21年。近年、《S/N》の上映会やシンポジウムが各地で盛んに開催されています。昨年に引き続き、今年も、ダムタイプが生まれたこの地・京都で、古橋さん追悼の意味も込め、この作品を2日間にわたり上映し、アフタートークを行います。そして、現在の日本をとりまく政治状況を女性とフェミニズムの視点から見つめ、新たな関係性を生み出す場としたいと考えています。
【9月10日】トークテーマ「共振のパフォーマンス:身体、声、観客」
 1日目のトークでは、《S/N》においてこれまで見過ごされてきた「女性」による「女性」のパフォーマンスに焦点を当てます。彼女たちの声、身振り、身体は観客に何をもたらし、そして、それはどのように彼女たち自身にはね返ってくるのでしょうか。《S/N》では、演じる者と観る者とのあいだの距離が、その振幅を変えながら、両者の境界を揺るがしています。ある身体から生まれる声や身振りが、他の身体、思考、感情を動かすこと--《S/N》の「女性」パフォーマンスが作り出す「共振する身体」について考えてみたいと思います。
トークゲスト
倉田めば(大阪ダルクディレクター、パフォーマンス・アーティスト)
竹田恵子(東京大学)
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(アーティスト)
進行・菅野優香(同志社大学)
【9月11日】トークテーマ「女の声はシグナル? ノイズ?」

 2日目のトークでは、《S/N》で表現されたセックスワーカーのイメージを糸口に、「社会問題化する女性の描かれ方」について考えます。セックスワーカーとアートや表現をめぐる「トラブル」は、どのように発生し、なぜ繰り返されるのでしょうか。差別的な視線はセックスワークという職業だけに向けられるものではなく、「女性」への視線と重なっています。《S/N》におけるセックスワーカーの存在や、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)で起こったこと、炎上するたくさんの女性表象などを、社会のあり方とつなげて話しあいたいと思います。

トークゲスト
青山薫(神戸大学)
げいまきまき(女優パフォーマー元セックスワーカー)
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(アーティスト)
進行・堀あきこ(在野研究者)
★オープン・ディスカッションは要予約
学生1500円/一般2500円 1ドリンク、フリーフード
(定員になり次第、予約を締め切ります)オープン・ディスカッション予約・お問合せ
girlsactivism@gmail.com
詳細はチラシ及びfacbookページをご覧ください。


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