講演会:戦争と感情ー名誉、恥、犠牲への歓び
〟Gefühle im Krieg. Ehre, Scham und die Wollust des Opferns”.

22Sep2017 同志社GR講演会(U フレーフェルト)講師:ウーテ・フレーフェルト
(マックス・プランク研究所人間発達研究部門代表)

*講演言語はドイツ語(通訳あり)

日時:2017 年9月22 日(金) 15:30-18:00 (開場15:15~)
会場:同志社大学烏丸キャンパス志高館SK 101教室
京都市営地下鉄「今出川」駅を下車烏丸通を北へ徒歩5分
予約不要・入場無料

戦争には、大きな感情の動きがついて回る。名誉と恥、犠牲と献身といった感情。
第一次世界大戦のプロパガンダは、男性の感情と女性の感情を強く区別しながら、言語や画像で感情に訴えかけた。戦争を体験した人びとは、自らの感情とどう向き合ったのだろうか。個人的な苦悩や深い悲しみを、愛国的な感情政策とどう折り合わせたのだろうか。芸術家ケーテ・コルヴィッツ(1867-1945)の日記は、こうした問いに対する答えを与えてくれる。

講師紹介:ウーテ・フレーフェルト氏
ドイツのベルリン自由大学、コンスタンツ大学、ビーレフェルト大学、アメリカのイエール大学で教鞭をとる。現在はベルリンにあるマックス・プランク研究所の人間発達研究部門の代表であり、2008年からは「感情史」の研究領域のリーダーを務めている。
著書:英語での出版物として、Women in German History (1989, 邦訳『ドイツ女性の社会史ー200年の歩み』1990年),Men of Honour (1995), A Nation in Barracks (2004), Emotions in History-Lost and Found (2011), Emotional Lexicons (2014), Learning how to Feel (2014)などがある。

主催:同志社大学グローバル地域文化学会
共催:同志社大学FGSSセンター
お問合わせ先:同志社大学グローバル地域文化学部事務室
TEL 075-251 – 2610 Eメール:ji-grjm@mail.doshisha.ac.jp